マイショップ

2011年3月7日月曜日

漱石と倫敦ミイラ殺人事件

突然ですが、シャーロックホームズが好きです。

シャーロキアンと自称できるほどマニアではありませんが、

日本語で読めるものは一通り読んでいます。


最近では、本物ではなく、贋作(パスティーシュもの?)のほうが肌に合っている。

しかも、事件の無い時は完全に社会不適合者な感じのホームズが好き。


お気に入りは、タイトルの

漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫) 島田荘司 

です。

本のタイトルからシャーロックホームズが連想できないせいか、

読んでいる人が周りに少なく、ちょっと寂しい。


この本は、

夏目漱石が倫敦(ロンドン)留学へ行っていた時期、

倫敦(ロンドン)ではシャーロックホームズが活躍していた。

ならば、この二人はかの地で出会っていたはず・・・

というコンセプトの元、書かれています。


ワトソンから見た、公式なホームズ、

漱石から見た、奇妙奇天烈なホームズ。

これが、なんとも面白い。

とっても大好きな1冊です。

うちには、ハードカバーがあるのですが、どうやら、文庫も絶版になっている模様。

古本屋さんなどで見かけたら、読んでみてください。


そのほかには、

ローリー・キング 『シャーロック・ホームズの愛弟子』シリーズ

も大好きです。

こっちは、引退後の(そんなに奇人変人ではない)ホームズです。

シャーロック・ホームズの愛弟子 (集英社文庫)



最近観たホームズものでよかったのは、

シャーロック・ホームズ [DVD]

映画のCMを観た瞬間、

「なんじゃこりゃぁ!!」

と思っていたのですが、本編観たら、ビックリ!

とぉーっても社会不適合者のホームズがいるじゃぁありませんか!!

ロバート・ダウニー・Jr.演じるホームズは、イメージぴったりのホームズでした。

ジュード・ロウ演じるワトソンに殴られるシーンなんかは、

思わず、

「よしっ!」

とつぶやいてしまいました。

次回作期待してます。




人気ブログランキングへ にほんブログ村 携帯ブログ Androidへ

0 件のコメント: